Google日本法人が六本木から渋谷に帰ってくる。そんなニュースが飛び込んできたのは1年前のこと。オフィスを構えるのは、渋谷駅南街区に9月13日に竣工した「渋谷ストリーム」です。正式移転は2019年5月。これを機にこのエリア周辺地域は、再び日本最大のITビジネスの集積基地へと返り咲くと目され、隣接する渋谷駅桜丘口街区と共にCreativeベンチャーの移転ラッシュが予測されています。
それに拍車をかけようというのが、渋谷に本社機能を置くサイバーエージェント、ディー・エヌ・エー、GMOインターネット、ミクシィといったジャパンITの覇者たち。渋谷区とタッグを組み、「渋谷をIT分野の世界的な技術開発拠点・教育拠点にすること」を目的としたプロジェクト『
SHIBUYA BIT VALLE』を発足。このキックオフミーティングには、全国から新進のITベンチャーや学生たちが集まりました。
※2018年9月の『
BIT VALLEY 2018』における基調講演を動画でご覧いただけます。
https://bit-valley.jp/
また、渋谷ストリームの前面を流れる「渋谷川」は度重なる洪水被害を起こしたことから改修工事が行われ"水のないコンクリート護岸"になっていました。これを再開発に伴い官民連携で再生。清流復活水を活用した水景施設を整備することで川の流れを復活させ、川沿いには緑豊かな600mもの遊歩道を設けるなどして、ハチ公に並ぶ待ち合わせスポットになることが期待されているそうです。