広島市都市整備局広島駅周辺地区整備担当によると「駅を中心に、新幹線口の医療や事務所、大型商業施設、南口の商業、住居エリア、さらにスタジアムが一体となります」「紙屋町・八丁堀地区と駅周地区とが互いに刺激しあう"楕円形の都心づくり"をすすめています」。また駅周辺に完成予定の高層住宅には「大阪や東京、福岡でリタイアを迎えた広島出身の方にも暮らしていただきたい」と、Iターン、Uターンによる都市部人口減少の歯止めになる可能性も高いと話します。
「駅周辺と紙屋町・八丁堀地区とは、わずかに1キロから2キロ程度しか離れていません。この二つのエリアが有機的に結ばれることで、人の流れやモノの流れに新しさが生まれてくる。回遊率が高まることで広島全体の経済は活性化し、長い目で見ると中国・四国地方広域の経済発展になるのではないでしょうか」広島市内で代々約四百年もご商売をされ、広島の経済を見つめてきた
赤松製薬・赤松薬局のご主人、赤松正康さんの言葉には説得力がありました。(写真:広島市内本通り商店街の赤松薬局前で店主赤松正康さん)