約110万人の人口を擁する東北最大の都市であり、「日本一起業しやすい街」を目指している仙台市では、JR仙台駅を中心として広範なエリアで再開発事業がおこなわれています。これらは、杜の都・仙台としての都市個性を生かしながら、継続的に経済活力を生み出し続ける「躍動するビジネスエリア」を具現化することが狙いです。また仙台市は、非常に強固な地盤の上に市街地が形成されており「地震に強い街」でもあります。事実、東日本大震災では揺れによって倒壊したビルは1棟もありませんでした。BCP(事業継続計画)の観点が欠かせない昨今の企業活動において、仙台市はリスク分散のオフィス拠点としても有力な候補地と考えられます。
■記事公開日:2024/04/30
▼構成=編集部 ▼イラストレーション=吉田たつちか