新幹線が乗り入れる「大阪の玄関口」であるにもかかわらず、航空機ルートととの兼ね合いから再開発が遅れていた新大阪駅周辺。このエリアがいま、活気あるビジネス拠点へと変わりつつあります。2022年にJR西日本が立て続けにオフィスビル2棟(新大阪NKビル・新大阪NK第2ビル)を建設したことを契機として、2024年には地上13階建てのオフィスビル「プライムプレイス新大阪」が竣工するなど、閑散としていた駅周辺のオフィス街化が着々と進んでいます。大阪市では、新大阪駅は「西のゲートウェイ」であるため、リニア関連プロジェクトの1つである大規模交流施設の建設などもエリアの活性化に拍車をかける要因になると考えているそうです。
■記事公開日:2025/01/28
▼構成=編集部 ▼イラストレーション=吉田たつちか