これはきっと、日本で「すみません」という言葉を便利に使い過ぎているからだろうと思います。
でも英語の「Sorry」は、日本語の「すみません」と同じようには使われません。
むしろ、あまりに多様していると「どうしてここで謝るの?」と、相手は疑問に思います。
とくに勘違いしやすいのが、以下のようなケースです...
「すみません、ちょっといいですか?」
「すみません、そこを通ります」
こうした場合の「すみません」なら、「Excuse me」 or 「Excuse us」 を使いましょう。
最初は少し発音しづらいかも知れませんが、慣れれば自然と出てきます。
"Excuse me. Can I talk to you now? "
(すみません。私と今お話できますか?)
"Excuse us. We are getting off the bus. "
(すみません。私たち、このバスを降ります)
自分ひとりなら「Excuse me」。(すみません。私と今お話できますか?)
"Excuse us. We are getting off the bus. "
(すみません。私たち、このバスを降ります)
自分も含め複数であれば「Excuse us」。ここも覚えておきたいポイントです。
これを正しく使いこなせれば、"Don't be sorry.(謝る必要はないよ)"
と言われる回数がぐっと減るでしょう。
また「Sorry」には謝罪の意味のほかに、思いやり、同情、後悔を表現する時にも使われます。
"My father passed away. (私の父が亡くなりました)"
"I'm sorry for your loss.(お悔やみ申し上げます)"
"I failed the exam.(試験に落ちてしまいました)"
"I'm sorry to hear that.(それは残念でしたね)"
"I won't do my homework!(宿題なんかするもんか!)"
"You will be sorry.(きっと後悔するよ)"
こうして挙げてみると、「Sorry」も「すみません」に負けないほど、色々な表情を持った言葉かも知れませんね。"I'm sorry for your loss.(お悔やみ申し上げます)"
"I failed the exam.(試験に落ちてしまいました)"
"I'm sorry to hear that.(それは残念でしたね)"
"I won't do my homework!(宿題なんかするもんか!)"
"You will be sorry.(きっと後悔するよ)"