「どうしたらいいでしょう?」と助言を求めるのが一般的です。
それはアメリカでも同じですが、英語でアドバイスを求める時の表現は、
細かく分けると日本語以上に多様で、相手次第、シチュエーション次第で
異なります。
そこで今回は、他人に助言を求める場合に使える定番フレーズを紹介します。
これだけ覚えておけば大抵のシチュエーションで困ることはありません。
ぜひ、お仕事の中で使ってみてください。
What should I do?
どうしたらいい?
私たち日本人が困難な問題に直面したりトラブルに巻き込まれた時、とっさに口をついて出てくるのが「どうしよう?」「どうしたらいい?」という言葉ではないでしょうか。What should I do? は、まさにこれと同じニュアンスで、身近な人に助言を求める際の定番フレーズです。どうしたらいい?
Can you give me some advice?
アドバイスをもらえませんか?
仕事のやり方からネクタイの柄まで、何かに疑問を抱えていたり迷ったりした時に幅広く変える最もポピュラーな表現です。give meにはやや平易なイメージを持つ方がいますが、実際にはそんなことはありません。ネイティブもビジネスシーンで普通に使う、使い勝手のいい表現です。アドバイスをもらえませんか?
また、これまでにも度々説明してきた通りCan→Could の形でより丁寧な表現「アドバイスをいただけませんか?」になります。
応用例)
上記の表現の後に、アドバイスして欲しいことをonで繋げることも出来ます。
Can you give me some advice on how to write a proposal?
企画書の書き方についてアドバイスをもらえませんか?
Could you give me some guidance?
ご指導いただけませんか?
adviceより深く教えを乞う場合はguidanceに置き換えます。よく、「カーナビのガイダンス通り目的地まで行く」と言いますが、guidanceには「導く」という意味があります。つまり、具体的な目的があって、それを達成するために上司や専門家に「指導を仰ぎたい」場合はこちらの表現が相応しいでしょう。ご指導いただけませんか?
応用例)
Could you give me some guidance on knowledge as a leader?
リーダーとしての心構えご指導いただけませんか?
What do you think?
あなたはどう思いますか?
相手の意見や考えについて尋ねる時に使われる一般的な表現です。この表現は同僚との砕けた会話でも、上司や顧客とのフォーマルな会話でも、どちらのシーンでも使う事ができる便利な表現です。あなたはどう思いますか?
応用例1)
What do you think of this office design?
このオフィスデザインはどうでしょう?
What do you think=どう思うか
応用例2)
What did you think about the G7 summit?
G7サミットについてどう思いましたか?
What did you think=どう思ったか
ビジネスシーンにおいて、人に助言を求める時は言い方には気をつけたいものです。言い方一つで相手の受ける印象は変わりますし、ビジネスに影響を及ぼすこともあります。仕事をしていれば人に助言を得ることは少なからずあるはずです。今回の事例を参考に、極力丁寧な表現を使うことを心がけてください。