他人に干渉されない自分だけの時間を持つことや、特定の"誰か"と繋がっていなくても安心感が持てる環境に身を置くことはとても大事です。よく、孤独や孤立することから逃れようとして、無闇に人とつるんで余計むなしくなる人がいますが、それは"他者依存"です。思考の主語が"自分"ではなく、常に他人の目を気にしながら、他人の意見に相乗りしている。表向きは周りにたくさんの他人がいるように見えていても、そこに"本当の自分"はいない。これほど孤独な状態はありません。
もちろん社会生活を営む上では、ある程度他人の目を気にすることは必要ですし、それを全く意識しないということは無理なのですが、良い意味で"他人は他人、自分は自分"と切り分けて考えないとメンタルは疲弊してしまいます。そもそも、孤独感や孤立感というのは特殊な感情ではありません。少なからず誰しも経験する感情です。もし今、あなたが職場で"独りぼっち"を強く感じて苦しんでいらっしゃるのなら、職場以外のコミュニティに参加して、自分を解放し、リフレッシュされることをお勧めします。
取材協力:一般社団法人 日本メンタルアップ支援機構
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