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８月は福岡ビジネス地区の平均空室率が低下

● 福岡ビジネス地区の8月時点の平均空室率は5.15％、前月比0.21ポイント下げました。8月は館内増床や拡張移転などに伴う成約が見られたことや、解約の動きが中小規模に止まったこともあり、福岡ビジネス地区全体の空室面積がこの1カ月間で約1千6百坪減少しました。8月時点の平均賃料は11,743円、前月比0.13％（15円）上げました。● 8月時点の地区別の平均空室率は次のとおりです。赤坂・大名地区は10.24％、前月比0.53ポイント下げました。新築ビルに成約が見られたことや、既存ビルにも他地区からの移転などに伴う成約の動きがあったため、同空室率が低下しました。天神地区は4.30％、前月比0.15ポイント上げました。他地区への移転や館内縮小などに伴う解約の影響があり、同空室率が上昇しました。祇園・呉服町地区は6.64％、前月比0.78ポイント下げました。館内増床に伴う大型成約のほか、他地区からの拡張移転やビジネス地区外からの移転などによる成約が見られました。解約の影響がほとんど見られなかったこともあり、同空室率が低下しました。博多駅前地区は4.15％、前月比0.02ポイント下げました。小型ビル1棟が空室を残して竣工しましたが、館内増床や新規開設など中小規模の成約が見られたため、同空室率が低下しました。博多駅東・駅南地区は4.85％、前月比0.03ポイント下げました。館内増床など中小規模の成約が見られ、同空室率が低下しました。