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７月は札幌ビジネス地区の平均空室率が上昇

● 札幌ビジネス地区の7月時点の平均空室率は3.29％、前月比0.13ポイント上げました。7月は大型空室の募集開始や縮小に伴う解約の動きが見られたことや、成約が小規模に止まったこともあり、札幌ビジネス地区全体の空室面積がこの1カ月間で約5百坪増加しました。7月時点の平均賃料は10,465円、前月比0.23％（24円）上げました。● 7月時点の地区別の平均空室率は次のとおりです。駅前通・大通公園地区は3.14％、前月比0.54ポイント上げました。募集開始や館内縮小に伴う解約の影響があり、同空室率が上昇しました。駅前東西地区は1.58％、前月比0.05ポイント下げました。新規開設などによる小規模な成約の動きが見られたことから、同空室率が低下しました。南1条以南地区は1.81％、前月比0.03ポイント上げました。成約、解約ともに動きが少ない中、わずかに解約が上回ったため、同空室率が上昇しました。創成川東・西11丁目近辺地区は4.18％、前月比0.02ポイント下げました。縮小などに伴う解約の影響があったものの、小規模な成約の動きも見られ、同空室率が低下しました。北口地区はテナントの動きがほとんど見られなかったため、平均空室率は前月比横ばいの7.41％で推移しました。