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７月も仙台ビジネス地区の平均空室率が低下

● 仙台ビジネス地区の7月時点の平均空室率は6.05％、前月比0.29ポイント下げました。7月は拡張移転や分室の開設、建替え予定ビルからの移転などに伴う成約が見られたことや、解約の影響も小さかったため、仙台ビジネス地区全体の空室面積がこの1カ月間で約1千4百坪減少しました。7月時点の平均賃料は9,375円、前月比0.09％（8円）上げました。● 7月時点の地区別の平均空室率は次のとおりです。駅前地区は5.77％、前月比0.30ポイント下げました。他地区からの移転や新規開設などに伴う成約の動きがあり、同空室率が低下しました。一番町周辺地区は5.26％、前月比0.29ポイント下げました。他地区の建替え予定ビルからの移転や新規開設により、竣工1年未満の新築ビルに成約が見られたことなどから、同空室率が低下しました。県庁・市役所周辺地区は4.62％、前月比0.88ポイント下げました。他地区からの拡張移転や分室の開設などの成約が見られ、同空室率が統計を開始して以降、初めて5％台を下回りました。駅東地区は9.03％、前月比0.08ポイント下げました。テナントの動きは少なかったものの、小規模な成約が見られたため、同空室率が低下しました。周辺オフィス地区は7.56％、前月比0.59ポイント上げました。自社ビルへの移転や撤退などに伴う解約の影響があったため、同空室率が上昇しました。