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東京ビジネス地区の平均空室率は４％台に低下

● 東京ビジネス地区（都心5区／千代田・中央・港・新宿・渋谷区）の8月時点の平均空室率は4.76％、前月比0.24ポイント下げ、21年1月以来の4％台となりました。8月は解約の影響が少ないなか、拡張などによる中小規模の成約の動きが堅調だったことや、大規模ビルにも成約が進み、東京ビジネス地区全体の空室面積はこの１カ月間で約1万9千坪減少しました。新築ビルの8月時点の空室率は21.51％、前月比1.33ポイント上げました。8月は新築ビル3棟が竣工し、それぞれのビルで募集区画を残したため、同空室率が上昇しました。既存ビルの8月時点の空室率は4.53％、前月比0.26ポイント下げました。8月はグループ集約などの解約の動きがあった一方、大規模ビルに大型成約が見られたことや館内増床などの成約の動きがあり、同空室率が低下しました。● 東京ビジネス地区の8月時点の平均賃料は20,103円。前年同月比1.76％（347円）、前月比0.34％(69円)上げました。