オフィスのQ&A
- Q1:オフィス移転を考えています。まず、最初にやらなければいけないことはなんでしょうか?
- Q2:オフィスが手狭になってきたので移転を検討しています。働きやすい広さはどのように計算すればよいですか?
- Q3:オフィス移転の検討を始めてから移転までにしなくてはいけないことはなんですか?
- Q4:オフィスビルの賃料相場はどうやって調べたらよいでしょうか?
- Q5:インターネットで検索するとたくさんの不動産仲介業者が出てきて、どこに頼めば良いのか迷ってしまいます。
不動産業者を簡単に見分ける方法はありますか? - Q6:少人数でオフィスを開設したいのですが、予算をかけずに事務所を借りる方法はありますか?
- Q7:良いオフィスビルを選ぶためにチェックしたほうがよいポイントを教えてください。
- Q8:契約面積=実際に事務所として使える面積ではないのですか?
- Q9:オフィスの「原状回復」ってなんですか?
- Q10:原状回復のトラブルを回避するにはどうしたらよいですか?
- Q11:契約形態にある「定期借家契約」と「普通借家契約」の違いは何ですか?
- Q12:共益費にはどのような費用が含まれているのですか?
- Q13:共益費以外にかかる費用はありますか?
- Q14:預託金とはどのようなものですか?
- Q15:オフィス移転にかかる費用はどのようなものがありますか?
- Q16:今話題の「グリーンリース」ってなんですか?
- Q17:最近のビルのBCP対応はどのようなものがありますか?
- Q18:グリッドシステム天井ってなんですか?
- Q19:オフィスビルの耐震の仕組みはどのようなものがありますか?
- Q20:オフィス選びのときにチェックしたほうがよい身近な設備はなんですか?
- Q21:最新のオフィスビルではどのような省エネ対策があるのでしょうか?
Q1オフィス移転を考えています。まず、最初にやらなければいけないことはなんでしょうか?
移転の理由や目的を明確にすることは勿論ですが、まずは、現在入居しているオフィスの契約内容を確認しましょう。・・・続きを読む
現在入居しているオフィスの解約予告期間の確認が必要です。賃貸オフィスの解約予告は、一般的に6カ月前にオーナー側に提出しなければなりません。もし、期間内解約をする場合は、解約予告期間内の賃料・共益費(賃料だけの場合もあり)の支払いが発生するため、現オフィスと新オフィスの両方の賃料・共益費を支払うことになります。また、期間内解約の違約金が発生する場合もあります。また、オフィスビルでは契約終了時に入居していたオフィスを原状回復する義務があります。壁や天井、床仕上げ材の塗装、張り替えなどを行い、その費用を負担することが一般的です。解約予告期間、違約金とあわせて賃貸借契約書を確認しましょう。
Q2オフィスが手狭になってきたので移転を検討しています。働きやすい広さはどのように計算すればよいですか?
考えなければならないのは1人あたりのワークスペースです。従業員数や事務所の使用形態(本社か支店かなど)によっても異なりますが、最低限必要な1人あたりのワークスペースは約10m2と言われています。・・・続きを読む
快適に業務を遂行するうえで最低限必要な1人あたりのワークスペース約10m2には、共同で使用するスペース(会議室・応接室・休憩室など)が含まれています。OA機器を多数使用する場合などはさらに多めのスペースが必要でしょう。従業員の増員やOA機器、書類の増加なども考慮してスペースを試算するとよいでしょう。
Q3オフィス移転の検討を始めてから移転までにしなくてはいけないことはなんですか?
オフィス探しから移転までにやるべきことは、大きく分けて4つです。(1)プランニング、(2)オフィスビル選び、(3)契約、(4)移転手続きがあります。・・・続きを読む
(1)プランニングは、経営戦略・移転の検討・移転計画の立案・移転プロジェクトチームの編成など移転に向けての社内の体制作りがメインです。(2)オフィスビル選びは、物件調査や物件の選定、内装・引越し業者の選定などをおこないます。(3)契約は、借室申込書の提出、稟議書の提出、社内決定をおこない賃貸借契約の締結となります。(4)移転手続きは、移転挨拶状の作成や名刺、封筒などの作成、取引先への連絡、関係官庁への届け出などが必要です。三鬼商事のホームページではオフィス移転スケジュールをご用意しています。
Q4オフィスビルの賃料相場はどうやって調べたらよいでしょうか?
Q5インターネットで検索するとたくさんの不動産仲介業者が出てきて、どこに頼めば良いのか迷ってしまいます。不動産業者を簡単に見分ける方法はありますか?
オフィス移転は企業にとっての一大プロジェクト。移転をスムーズにおこなうためにはしっかりした不動産仲介業者を選びたいものですね。簡単に見分ける方法としておすすめなのは、ホームページや名刺に表示されている免許番号を確認することです。・・・続きを読む
宅地建物取引業を営むには、宅地建物取引業法に基づく免許が必要です。この免許には「2か所以上の都道府県に宅地建物取引業を営む事務所を設置して業務をおこなう」場合に必要な「国土交通大臣免許」と、「ひとつの都道府県に宅地建物取引業を営む事務所を設置して業務をおこなう」場合に必要な「都道府県知事免許」の2種類があります。どちらの免許を取得しているかによって、その業者の規模がわかります。また、宅地建物取引業免許の有効期間は5年間です。(※平成7年4月以前は3年間)免許種類の後ろに付されている( )内の数字は、免許の更新回数を表しています。( )内の数字が多いほど、信用と実績のある業者ということになるでしょう。
Q6少人数でオフィスを開設したいのですが、予算をかけずに事務所を借りる方法はありますか?
Q7良いオフィスビルを選ぶためにチェックしたほうがよいポイントを教えてください。
最寄り駅から歩いてみると周辺環境などの立地条件を確認することができます。内見の際には簡単なレイアウトを考えながら、実際の使い勝手をチェックするほか、採光や眺望なども見てみましょう。給湯室やトイレ、化粧室などは女性の視点を取り入れることも重要なポイントです。・・・続きを読む
Q8契約面積=実際に事務所として使える面積ではないのですか?
Q9オフィスの「原状回復」ってなんですか?
Q10原状回復のトラブルを回避するにはどうしたらよいですか?
Q11契約形態にある「定期借家契約」と「普通借家契約」の違いは何ですか?
Q12共益費にはどのような費用が含まれているのですか?
Q13共益費以外にかかる費用はありますか?
Q14預託金とはどのようなものですか?
Q15オフィス移転にかかる費用はどのようなものがありますか?
Q16今話題の「グリーンリース」ってなんですか?
「グリーンリース」とは、ビルオーナーとテナントが協働でビルの省エネなどの環境負荷の低減や執務環境の改善について契約書や覚書によって取り決め、実践することをいいます。・・・続きを読む
グリーンリースに基づいてビルの運用改善や環境性能の高い設備機器、例えばLED照明が導入されると、ビルオーナーの維持管理コストが削減されるだけでなく、テナントも光熱費削減等の効果を享受できます。また、細かい調節が可能な照明や空調設備の導入による各人に適切な照度・温度選定は執務環境を改善させ、オフィスワーカーの健康や快適性の向上に寄与し、ひいてはコスト削減とともに不動産価値の向上に資すると期待されます。また、環境意識の高い企業としてイメージアップに繋がることも期待されるなど、この取り組みは、ビルオーナーとテナント双方のWin-Winの関係を実現します。(国土交通省公表のグリーンリースガイドより抜粋)
- ※グリーンリースガイドは、国土交通省の環境不動産ポータルサイトからダウンロードできます
Q17最近のビルのBCP対応はどのようなものがありますか?
Q18グリッドシステム天井ってなんですか?
グリッド(Grid)とは格子という意味で、グリッドシステム天井とはその名の通り、格子状の基礎に設備ユニット(照明、空調口等)と天井板の2種類のパネルをのせるだけのシンプルな構造です。間仕切りが容易にできるのがグリッド天井の特徴です。・・・続きを読む
天井のパネルを移動させるだけで、照明器具や空調口の位置を簡単に移動することができます。グリッドシステム天井の主な特徴を総合すると、(1)間仕切りする際の制約が少ないので、自由なレイアウトができる。(2)レイアウト変更の際は、格子状の基礎に間仕切りを立て替えるだけなので天井の修復も不要で工事費の軽減や工期の短縮につながる。などが挙げられます。
Q19オフィスビルの耐震の仕組みはどのようなものがありますか?
オフィスビルはそれぞれの工法で耐震性を高める工夫をしています。その構造は、「耐震構造」「制振構造」「免震構造」と大きく3つに分類することができます。・・・続きを読む
それぞれの構造の仕組みを簡単に説明します。 「耐震構造」とは、地震のエネルギーに対抗して柱や梁を太く、壁を厚くするなど、建物の構造そのものを強化する仕組みです。「制振構造」とは、建物内にダンパーなどの制振部材を設置して地震のエネルギーを吸収させ、建物の振動を制御する仕組みです。「免震構造」は、建物と地盤の間に緩衝体となる免震装置を設置して地震のエネルギーを吸収する仕組みです。地震に共振しない構造によって建物の揺れを大幅に抑えることができようです。耐震の仕組みや性能で地震の際の揺れ方が異なります。オフィスビル選びの際は候補のビルがどのような工法を取っているか、仲介業者に確認するとよいでしょう。
Q20オフィス選びのときにチェックしたほうがよい身近な設備はなんですか?