● 札幌ビジネス地区の5月時点の平均空室率は3.87％、前月比0.07ポイント下げました。5月は撤退や縮小に伴う解約の動きがあったものの、分室や新規の開設、館内増床などによる成約が見られたことから、札幌ビジネス地区全体の空室面積はこの1カ月間で約4百坪減少しました。5月時点の平均賃料は10,891円、前月比0.24％（26円）上昇しました。● 5月時点の地区別の平均空室率は次のとおりです。駅前通・大通公園地区は3.26％、前月比0.07ポイント下げました。分室の開設や館内増床に伴う成約の動きがあり、同空室率が低下しました。駅前東西地区は2.12％、前月比0.19ポイント下げました。新規出店や分室の開設などの成約が見られ、同空室率が低下しました。南1条以南地区は7.51％、前月比0.39ポイント上げました。撤退などによる大型解約の動きがあったため、同空室率が上昇しました。創成川東・西11丁目近辺地区は3.42％、前月比0.09ポイント下げました。館内増床など中小規模の成約が見られたことから、同空室率が低下しました。北口地区は4.77％、前月比0.35ポイント下げました。分室の開設やビジネス地区外からの移転などによる成約が見られ、同空室率が低下しました。