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東京ビジネス地区の６月の平均空室率は低下

● 東京ビジネス地区（都心5区／千代田・中央・港・新宿・渋谷区）の6月時点の平均空室率は5.15％、前月比0.33ポイント下げました。6月は既存ビルで大型の募集開始があった一方、新築ビルに中規模の成約が進んだことや、既存ビルでも大型成約が多く見られたため、東京ビジネス地区全体の空室面積はこの１カ月間で約2万6千坪減少しました。新築ビルの6月時点の空室率は19.77％、前月比6.06ポイント下げました。6月は新築ビル2棟が募集区画を残して竣工したものの、竣工1年未満のビルに中規模の成約が進んだほか、大規模ビルが既存ビルにシフトしたこともあり、同空室率が低下しました。既存ビルの6月時点の空室率は4.89％、前月比0.08ポイント下げました。6月は大型募集が少なかったことや、自社使用や拡張による成約の動きがあったことから、同空室率が低下しました。● 東京ビジネス地区の6月時点の平均賃料は19,979円。前年同月比0.71％（141円）、前月比0.18％(35円)上げました。