● 名古屋ビジネス地区の2月時点の平均空室率は4.27％、前月比0.14ポイント下げました。2月は建替え予定ビルや自社ビルからの移転のほか、拡張移転や館内増床などの成約が見られました。解約の影響が少なかったこともあり、名古屋ビジネス地区全体の空室面積はこの1カ月間で約1千4百坪減少しました。2月時点の平均賃料は12,600円、前月比0.15％（19円）上げました。● 2月時点の地区別の平均空室率は次のとおりです。名駅地区は3.32％、前月比0.31ポイント下げました。建替え予定ビルやビジネス地区外からの移転などに伴う成約が見られたため、同空室率が低下しました。伏見地区は5.35％、前月比0.14ポイント下げました。他地区からの拡張移転などの成約が見られ、同空室率が低下しました。栄地区は4.13％、前月比0.03ポイント下げました。中小規模の成約の動きがあったことから、同空室率が低下しました。丸の内地区は5.35％、前月比0.21ポイント上げました。成約の動きが少なく、館内縮小による解約の影響も見られたため、同空室率が上昇しました。