● 名古屋ビジネス地区の12月時点の平均空室率は4.54％、前月比0.25ポイント下げました。12月は自社物件や郊外からの移転のほか、新規開設などに伴う成約が見られました。解約の動きが少なかったこともあり、名古屋ビジネス地区全体の空室面積はこの1カ月間で約2千6百坪減少しました。12月時点の平均賃料は12,584円、前月比0.04％（5円）上げました。平均賃料は2023年3月以降22カ月連続で上昇が続いたため、前年同月比では2.08％（257円）の上昇となりました。● 12月時点の地区別の平均空室率は次のとおりです。名駅地区は3.89％、前月比0.43ポイント下げました。郊外からの移転や他地区からの拡張移転などの成約が見られたことや、解約の影響が小規模に止まったこともあり、同空室率は2020年9月以来の3％台に低下しました。伏見地区は5.35％、前月比0.10ポイント下げました。自社物件からの移転に伴う大型成約が見られ、同空室率が低下しました。栄地区は4.19％、前月比0.15ポイント下げました。新規開設などの成約の動きが見られたことから、同空室率が低下しました。丸の内地区は5.74％、前月比0.20ポイント下げました。成約の動きは少なかったものの、解約の影響がほとんど見られなかったため、同空室率が低下しました。