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１１月は名古屋ビジネス地区の平均空室率が小幅に低下

● 名古屋ビジネス地区の11月時点の平均空室率は4.79％、前月比0.05ポイント下げました。11月は自社ビルや郊外からの移転のほか、分室開設など拡張傾向の成約が見られたものの、館内縮小や集約に伴う解約の動きも出ていたことから、名古屋ビジネス地区全体でこの1カ月間に減少した空室面積は約5百坪に止まりました。11月時点の平均賃料は12,579円、前月比0.22％（28円）上げました。● 11月時点の地区別の平均空室率は次のとおりです。名駅地区は4.32％、前月比0.10ポイント上げました。分室の開設などによる成約が見られましたが、店舗の閉店や館内縮小に伴う解約の動きが出ていたため、同空室率が上昇しました。伏見地区は5.45％、前月比0.19ポイント下げました。中小規模の成約が見られたことや、解約の影響が小規模に止まったこともあり、同空室率が低下しました。栄地区は郊外からの移転などの成約が見られた一方で、他地区への集約に伴う解約の動きも出ていたことから、同空室率は4.34％と前月比横ばいで推移しました。丸の内地区は5.94％、前月比0.36ポイント下げました。自社ビルや郊外からの移転のほか、新規拠点の開設に伴う成約の動きが見られ、同空室率が低下しました。