● 横浜ビジネス地区の11月時点の平均空室率は7.33％、前月比0.27ポイント下げました。11月は一部で大型解約の動きがあったものの、竣工1年未満の新築ビルに成約が見られたことや、既存ビルでも拡張移転や館内増床などの成約があり、横浜ビジネス地区全体の空室面積がこの1カ月間で約2千5百坪減少しました。11月時点の平均賃料は12,884円、前月比横ばいで推移しました。● 11月時点の地区別の平均空室率は次のとおりです。関内地区は4.00％、前月比0.14ポイント下げました。拡張移転などに伴う成約が見られたことや、解約の動きが小規模に止まったこともあり、同空室率が低下しました。横浜駅地区は3.57％、前月比0.21ポイント下げました。地区内での借り替え移転や館内増床などの成約が見られ、同空室率が低下しました。新横浜地区は5.89％、前月比0.24ポイント下げました。館内増床に伴う成約のほか、中小規模の成約の動きも見られたため、同空室率が低下しました。みなとみらい21地区は12.72％、前月比0.39ポイント下げました。大型解約の動きがあった一方で、竣工1年未満の新築ビルで新規開設に伴う大型成約が見られたことや、他地区からの移転などによる成約もあり、同空室率が低下しました。