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札幌ビジネス地区の平均空室率が５カ月ぶりに低下

● 札幌ビジネス地区の11月時点の平均空室率は3.87％、前月比0.36ポイント下げました。11月は新規開設や郊外の自社ビルからの移転などに伴う大型成約が見られたことや、竣工1年未満の新築ビルにも成約が進んだため、札幌ビジネス地区全体の空室面積がこの1カ月間で約1千8百坪減少しました。11月時点の平均賃料は10,685円、前月比0.49％（52円）上げました。● 11月時点の地区別の平均空室率は次のとおりです。駅前通・大通公園地区は3.74％、前月比0.78ポイント下げました。郊外自社ビルからの移転や分室の開設、拡張移転などにより、新築・既存ビルともに成約が進んだことから、同空室率が低下しました。駅前東西地区は1.69％、前月比0.07ポイント上げました。撤退や集約などに伴う中小規模の解約の動きがあり、同空室率が上昇しました。南1条以南地区は5.41％、前月比0.15ポイント下げました。新築ビルに新規開設に伴う大型成約が見られたことなどから、同空室率が低下しました。創成川東・西11丁目近辺地区は4.21％、前月比0.32ポイント下げました。中小規模の成約が見られたことや、解約の影響も小さかったため、同空室率が低下しました。北口地区は6.34％、前月比0.79ポイント下げました。新規開設や他地区からの拡張移転、館内増床などの成約の動きが見られ、同空室率が低下しました。